(前回の復習より)
小学英語が、小学3・4年生が週に1コマ、小学5・6年生は週に2コマ。
今までの小学5・6年生で年間35コマだったのが、来年度から50コマ。
そして、2020年度からは70コマになります。そうです、2倍に増えるんです!
「コマ数の増加に対応するため、総合学習の時間(70コマ)を
15コマまで外国語活動に振り替えてもよい」とする。
ただし、これでも足りないんですよ・・・。
本当に足りない・・・、と嘆く先生たち。
今回は、
そんな先生たちの悩みを解消するために、文部科学省が提案した
2番目の方策を、今回紹介します。
それは、週2回の英語のうち、1コマ分45分間を、分けて配置する
名付けて「モジュール帯」。
聞きなれない言葉「モジュール」とは、「部分」を意味します。
具体的には・・・、
45分間を3つに均等割りにして15分間を3つ。
この15分間を、朝活動や昼休み後に回します。
例えば、月曜日の朝に15分間、火曜日の朝に15分間、木曜日の朝に15分間。
そして、金曜日に「英語授業」。
こうすることで、
金曜日の「英語授業」は、たっぷりと聞き取り(リスニング)と会話(スピーキング)、
他の3つの「モジュール帯」で、読み(リーディング)や書き(ライティング)をする。
これで、小学生の新しい「朝英語」が誕生する・・・と予想されます。